2023年最新版。MacbookのためのUSB-TypeCモニターを紹介!【ウルトラワイド・曲面モニター・5K2K・4K】
MacBookはThunderbolt端子がある為、
ケーブル1本で外部ディスプレイへの映像音声出力、給電を完結することができます!
MacBook側は開いたままでも閉じた状態(クラムシェルモード)でも使用できます。
- マルチディスプレイ化して作業効率を上げたい。
- MacBookやwindows PC、PS5やSwitch等のモニターを1つにまとめたい。
- これからMacBookやMac miniを考えているPC初心者の方。
- Macユーザーだけど、PCゲーム・PS5・スイッチ等のゲームもやりたい方。
- ウルトラワイド、4k、5k2kモニターを検討中の方。
は参考にしてみてください。
MacBookは実はハイスペックPC。
今やMacBookはM3チップ搭載となり、
その処理能力はインテルチップのWindows PCを上回りつつあります。
一方で誰でも難なく使えるiPhoneのように、専門知識がなくても直感的に不自由なく使える初心者向けPCという両面を持っています。
MacBookはプロの映像クリエイター向けのスペックを持つ、特に綺麗な画質と正確な色域表現ができるPCです。
MacBook用にPCモニターを選ぶ際の必須条件とは?
せっかくMacBookを使うなら、
やはりMacBook同等の映像出力ができるモニターを使いたいところです。
- DCI-P3 98%以上、 sRGBが100%に近い。
- Thunderbolt3対応(4K60Hz)
- 4K解像度(できれば
- USB-PD(USB-Cポートからの電力供給)
- 輝度300ニト(cd/㎡)以上
- リフレッシュレート60Hz以上。
- 拡張性(USBーtypeCの他にHDMIやDP端子があると他の機器も同時接続できる)
最低でも上から6つが揃っていることが理想です。
PS5や大半のPCゲームをする場合でも4K60FPS環境があれば十分です。
DCIP3とは?Macbookは画質が超キレイ!!
最初に記述した通り、Appleは色域に力を入れているので、廉価版のMacbook airでさえ
DCI-P3というカラースペースが100%カバーされています。
いままではsRGBというのが基準値でしたがDCI-P3はsRGBより更に25%広いカラースペースを持ち広範囲な色表現ができます。
つまり、映像・画質がトップレベルに超キレイ!
なのでMac製品自体、最初から映像クリエイター向けなスペックをもっているノートPCということです。
MacOSでモニターを増設する場合、それ同等なモニターを選ばないと明るさや色の見え具合に違和感を感じるかもしれません。
実際のところ、「白色だけでも実は200色あるんだよ!」みたいな拘りのあるプロじゃない限りはわからないと思いますが笑。
せっかくのMac製品なのでどうせ出力するならできるだけ解像度が高いディスプレイに表示させたいところです。
MacBookの充電に必要なワット数は?USB-PDの対応表。
PCモニター側の機能で、USBーPD(パワーデリバリー)という機能があります。
モニター側のUSB-CケーブルからMacBookを急速充電することができるのです。
モニターによって対応しているワット数が違います。
現在発売されているMacBookシリーズの必要なワット数は以下のとおり。
- MacBook air :30W
- MacBook pro13インチ : 61W
- MacBook pro 16インチ : 96W
チップの性能やコア数によって消費電力が上がるので欲しいモデルのワット数を確認してください。
USBーPD機能が、MacBookの純正アダプタのW数以上のものであれば充電できる事になります。
モニターのUSCーPDのワット数が、純正のW数以下だと給電できない可能性が高いです。
※96Wに対応しているモニターは少なく、高額です。USB-PDに対応している場合は60W〜90Wくらい。
たとえば、最新のMacBookproのM3mproのスベースブラックなら、70Wのものを選ばないとUSBーtypeCの安価なモニターからの給電ができないかもしれません。
グレードが高いものは96W。MacBook自体がプロ仕様なので、これをUSB-PDしようとする場合のモニターもプロ仕様の15万〜のモニターを買うことになるので注意。
PCモニターにはUSBーtypeCが搭載していればOK!Thunderbolt3端子もThunderbolt4端子も必要ない?!
ここからが少し難解な部分ですが、
MacBook用のPCモニターを購入する際に最も重要なのが、
MacBook側のThunderbolt端子をPCモニターのどの端子に繋げばいいのか?です。
結論から言うと、プロじゃ無い限りは、映像出力4K60hzとUSB-PDに対応したUSB-typeC端子があればいいです。
Thunderbolt端子についても簡潔に書くと、
Thunderboltというのはインテルの高速通信規格ですが、
オルタネートモード(Alt mode)というのを利用して、
ケーブル1本で電源供給(USB-PD)、データー転送、映像出力をさせちゃうという技術です。
これをUSB-C端子で行います。
ThunderboltケーブルでPC同士を接続すると、40Gbpsという爆速でデータの転送機能が使えます。
今回のように、接続先がPCモニターの場合は、映像出力と同時にMacBook側にUSB-PDさえできれば良いので、通信速度はPCモニターを選ぶ際はどうでもいいわけです。
これらは、Displayport over USB Type-C(いわゆるUSC-typeC)で可能です。
Thunderbolt3もUSBーtypeCも4K60hz対応です(これはThunderboltやUSB-Type-Cの映像出力機能がDisplayport1.2の機能であるため。)
Thunderbolt4となるとDisplayport1.4搭載となるので、最大でfullHD240Hz、4K120Hz、8K60Hzまで対応となるのですが、実際にその機能を持つモニターはまだありません。
Thunderbolt4搭載のLG最強のモニターのスペックを見てみましょう。
- 39.7インチの5K2Kで4K以上の解像度を持つウルトラワイドモニター。
- 最大リフレッシュレートは72Hz。
- 2PBP対応(例:左側にPS5のゲーム画面、右側にはMacBook側の作業画面を4分割表示等)
- USBーPD96W対応(96WのMacBook ProのM3Proチップモデル、M3Maxまで対応きます。)
- DCIp3 98%
5K2Kモニターであれば4Kモニター以上の解像度なのでMacBookには理想のモデルとなっています。
購入が可能なら完全にこれ一択です。
Thunderbolt4だとデイジーチェーン機能対応で、モニターを玉繋ぎにもできますが、ガチクリエイター向けです。
と言うわけで、Thunderbolt4端子があるモニターはプロ向け仕様で素敵だが、
一般的な使用範囲ならUSB-typeCモニターで良いでしょうと言う感じです。
Thunderbolt3ドックとUSBーtypeCの落とし穴。
Mac側のThunderbolt3や4端子にThunderbolt対応のドッキングステーションをかませた状態でそこからモニター出力をすると4K30Hzになることがあります。
これは転送速度と映像出力を同時使用できない仕様だからです。
*これは、USB3.1の信号と4k60Hzで出力するための信号がUSB-C(DPaltモード)で被っているため、(4K60Hz・USB2.0)か(4K30Hz・USB3.1)どちらかを選択しないといけなくなるためです。
データ転送も前提としたドッキングステーションなので、映像出力もしようとすると30Hzになる場合があります。実際の挙動がどうなるかはメーカーに確認が必要です。これだけ注意が必要です。
MacBookやMacminiにおすすめのPCモニターは?
現在はAppleからstudio displayも発売となったので、公式ページから削除されましたが、
以前までは公式サイトではLG製のディスプレイを販売、推奨してました。
今はどのメーカーでも不具合はそんなに無いとは思いますが、
コストパフォーマンスと動作の安定性からやはりLG製のモニターはおすすめです。
MacBook Proでも使えるおすすめのLG製モニター3選。
- USB-PD90W対応
- USBーtypeC接続でリフレッシュレート60hz以上
- sRGB99%もしくはDCIp3 98%
- 拡張性(DP1.4端子×1、HDMI×2、USBーtypeC×1、USB3.0×2以上)
- スピーカー内蔵
- 輝度300ニト以上
MacBook用モニターとして必須な機能と、あると便利な機能や端子、上記の全てが搭載されているモニターを紹介します。
5K2Kでかつ96W対応モデルは上で紹介した1モデルのみ。
LG 27UQ850-W
27インチのお手頃サイズで4Kのモニター。
必要な機能全てが詰まっているコスパ最強モニター。
- 輝度が400ニトと今回紹介する中では最も明るい(M2MacBookが最大500ニト。M3MacBookProは1000〜1600ニト)
LG 35WN75CN-B
曲率1800Rで曲面かつウルトラワイドなロマン仕様の35インチモニター。
今回紹介するモニターの中では唯一のVAパネル。
- 5K2Kでは無い。フルHD画質が横に2つ並んだような感じ。
- 解像度は3440×1440。
- リフレッシュレートがUSBーtypeC出力で100hzで最もヌルヌル。
ウルトラワイドで作業効率はよくリフレッシュレートもそこそこあり、何より局面の為、Windows PCがあればゲーム用途としても没入感があり兼用できる。
デメリットとしては、PS5等の家庭用ゲーム機を接続すると、4Kでは無いため、黒枠が出てきてフルスクリーンとはならない可能性と、MacBook側の方が画質が綺麗なので解像度が低いのが少し勿体無い。
LG 34WQ75C-B
曲率3800Rの34インチ曲面ウルトラワイドモニター。
- 解像度は3440×1440。
- 2PBP対応なのが何よりのメリット(USB-C +HDMI or DP端子の同時表示機能)
こうしてみると27インチの4Kが一番お手頃でMacBookの解像度を表現できていいのかなあと。
筆者は27インチモデルを愛用していますが、最終的には個人の好み^^
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