【2021年版】USBType-C対応のおすすめPCモニターと注意点!!Thunderbolt3とUSB-Cの違いは?【4Kモニター・ウルトラワイドモニター】
サクサク作業するつもりがなんかマウスポインタのラグや反応速度が気になる・・・
もしかしてその4Kモニター、30Hzになっているかも!?
この記事では、
- USBーC対応のオススメの4Kやウルトラワイドモニター
- Thunderbolt3モニターとUSBType-C(DP-Altモード)の違い
について簡単に解説します。
Thunderbolt3対応のおすすめモニターについてはこちら↓

超難解?Thunderbolt3を分かりやすく説明。
MacBook Proやairでモニターを増設したい!!
Mac mini用のモニターを買いたい!!
という時に、必ず発生するのがこの、Thunderbolt3問題。
Thunderbolt3対応モニターは高額。
Thunderbolt3モニターは大体が15万円〜と高額なのに対し、
USB-C(DPaltモード)モニターだと4万円〜と割安です。
ですが、両者は別物。
安く済むのでUSBーCモニターはおすすめですが、
知っておかないと後悔してしまう注意点もあります。
用途と目的にあったモニターを買うようにしましょう!
ここを理解しないと必ず後悔します。
Thunderbolt3はオルタネートモードを利用した技術
簡単に言うと、オルタネートモード(Alt mode)というのを利用して、
ケーブル1本で電源供給(USB-PD)、データー転送、映像出力をさせちゃう技術です。
Thunderbolt3はこれをUSB-Cケーブルで行います。
USBType-Cで画面出力可能=Thunderbolt3ではない
ややこしいですが、Alt modeはThunderbolt3だけの技術ではないです。
他にもメジャーなのではDisplayport over USB type-Cと言うのがあります。
これがUSB-CのDisplay alt mode=USB Type-C(DP altモード)です。
これとThunderbolt3を混同している記事や動画がある為に事故が絶えません。
Displayport over usb type-c=USB type-C向けのDisplay Alt mode
なのですが、これを一般的に、各メーカーで、
単にUSB-Cとか記載してます。
価格.comも検索項目で絞る際もThunderbolt3もUSB Type-CのDPaltも単にUSB-Cという表記かと思います。
なので、
「あーこれは画面出力をUSB-Cで出来るんだからThunderbolt3対応なんだな!!」
と思い込む人も出てきて用途によっては後悔する事も。誤認している記載も散見されますので注意。
Thunderbolt3端子か確認するには?
Thunderbolt3の端子には必ず雷マークが付いています。
説明書にもThunderbolt3である旨が必ず記載されています。
Displayport over USB Type-C(USB-C)とThunderbolt3の違いとは?
結論から言うと、
- 高速データ通信(USB3.1 gen2)
- 4Kモニター60Hz出力
を両立できるかどうか、です。
大量のデータを頻繁にやり取りするような動画クリエイターはThunderbolt3モニターのほうが良いかもしれません。
Displayport1.2 over USB Type-Cは2パターンある。
- USB3.1gen2+Displayport1.2(4k30HzもしくはFHD 60Hz)+USB PD(電源供給)
- Displayport1.2(4k60Hz)+USB PD+USB2.0
この2つのパターン。(電源供給のワット数や対応しているかどうかは機種によります。)
4K60Hzで出力しているとUSB2.0までしか使えません。
Thunderbolt3の機能は共通の1パターン
Thunderbolt3の機能は、
- USB3.1gen2+Displayport1.2(4k60Hz)+Thunderbolt3(5K60Hz)+USB PD
ですので、4Kモニターでも5K2Kモニターとかでも、
Thunderboltケーブル1本で、
60Hz出力とUSB3.1を両立しつつUSB PDで給電もできます。
つまり、
Displayport1.2 over USB Type-Cは、
MacBook proやairを接続して、USB3.1を使おうとしたり、ドッキングステーションを接続すると、映像出力は4K30Hzになってしまうことがあるという事です。
*これは、USB3.1の信号と4k60Hzで出力するための信号がUSB-C(DPaltモード)では被っているため、(4K60Hz・USB2.0)か(4K30Hz・USB3.1)どちらかを選択しないといけなくなるためです。
リフレッシュレートが遅くなると(30Hz)とマウスポインターの動きが悪くなり、
MacBook使用時よりもレスポンスが遅く、ゲームだけでなく、作業する際にもなんとなく気持ち悪いです。
USB Type-C接続で4K30Hzになってしまう場合はどんな時?
上で説明したように、4K30Hzになってしまうのは、
- モニターの端子にUSB-3.1端子が付いている場合。
- Thunderboltドック等のドッキングステーションを使用した場合。
だいたいこの2パターン。
USB-3.1Gen2対応のThunderbolt3ドックを使った場合、
上記DP-Altモードの仕様の理由で4K30Hzになってしまうと思います。
仮に4K60Hzで出力できている場合は、USB2.0までしか使えません。
おそらく、USB3.1対応のThunderbolt3ドッキングステーションでは一般的に4K30Hz+USB3.1として認識されると思われます。
(実際の挙動がどうなるのかは各メーカーで確認してください。)
重要!!USB Type-Cモニターで安定して4K60Hzで出力するには?
- USB3.1非対応のUSB Type-C対応モニターを、ドックを介さずに使う!!
- ウルトラワイドモニターかそれ以下の解像度(FHD)のモニターにする。
- USB3.1を使わない
どうしてもUSB Type-Cモニターで4K60HzかつUSB3.1gen2を使いたい場合。
どうしても4K60HzかつUSB3.1でUSB-C(DP−alt)で使いたい場合は、
Thunderbolt3→Displayport変換ケーブルを使用すれば理論上は可能です。
安定して出力できるかどうかは製品によります。
(モニター付属の純正品じゃないと動作しない場合があったり、M1チップ搭載のMacBookだと動作するか不明・・色々と冒険要素があるので動作確認出来ているか調べてから購入しましょう。)
この方法では充電ケーブル、USB3.1と映像出力ケーブルを分けることになります。
- 映像出力は上記の変換ケーブルで直接モニター側のDP端子へ出力(DP端子は4K60Hz対応)
- USB3.1で使いたい方をThunderboltドックやUSB3.1対応のUSB-C端子へ接続
ドッキングステーションを介してモニターへ映像出力すると、おそらく30Hzになってしまします。
Thunderbolt3の最大の利点は、
電源供給と画面出力を1本のケーブルで済む点ですので、多少ごちゃついてしまいます。
既存の環境でどうにかしたい場合にはおすすめですが、動作保証はしません。。
おすすめのUSB Type-C対応4kモニター
基本的に、MacOSの場合はLGがおすすめです。
MacOSの場合、公式で販売されている外部ディスプレイがLG製という事もあり、接続時の挙動が安定していて、コスパも良いです。
M1チップのMacBookに関しては動作確認していない商品も多いと思うのでそこら辺はレビュー等調べてから購入の方が良さそうです。
Thunderbolt3モニターだとクリエイター向けの最上位モデルの事が多いので品質は良いのですが、
USB-C対応モニターは安価なのもあってサポセン対応もイマイチな事もありますので注意。。
LG 27UL850W
筆者はLGの27UL850Wを使用してます。(USBーC出力、USB-PD対応、HDR400対応)
32インチ以上でゲームをすると画面がデカすぎてデスク奥行60cm以上ないとやりづらいのでゲーム用途も考えて27インチにしてます。
LGはラインナップ豊富でその他サイズも色々と展開されていますが、
MacOSで使用するのであれば、USB-C(もしくはThunderbolt3)以外にも
- USB-PDが何Wまで対応か
- HDR対応か
- DCIP3(95%以上は欲しい・・
ここら辺は気にした方が良いと思います。

筆者の場合、thunderboltドック等を介さずにそのまま、thunderboltケーブルで接続してます。
- USB-PD(Macbook pro充電)、4K60Hz画面出力がケーブル一本で可能。
- スピーカー内蔵。
- USB3.0端子がモニター側に2端子。マウス・キーボード接続も可能。
- HDMI×2端子、DP端子×1。ゲーミングPC(DP)とPS4pro(HDMI)、switch(HDMI)を同時接続可能。
モニターのボタンで各デバイスに切り替えすることで1つのモニターに集約させる事が出来ます。
JN-IPS28UHDRC65W
おすすめのUSB-C対応ウルトラワイドモニター
USB Type-C(USB-C DP alt mode)の機能は、
USB3.1gen2+Displayport1.2(4k30HzもしくはFHD 60Hz)+USB PD(電源供給)
ですので、
ウルトラワイドモニターはFHD60HzでかつUSB3.1gen2、USB-PDを同時利用可能。
4K信号を使わないので、Thunderboltドックも60Hzで併用可能。
LG35WN75C(USBーC出力、USB-PD対応)
作業効率化と大画面とゲームを両立できるロマンが詰まった曲面のウルトラワイドモニター。
- 7Wスピーカー内蔵
- VAパネル
- USB-PD対応(94W)
- USB-C(DP-alt)
- HMDI×2DisplayPort Ver 1.4×1
- sRGB99%
- HDR10対応
- リフレッシュレート100Hzまで対応
DCIP3といった色域よりは狭いですが、標準規格のsRGB99%カバーしているので画質や色調も良いです。
デメリットは、
ゲームをする際は、PS4やPS5やSwitch等がウルトラワイドの解像度には非対応の為、横に黒帯が出るということ。
※PC版のゲームやMacBookproの映像出力は問題ありません。
据え置きゲーム機もシングルモニターでやりたいという方には4Kモニターをおすすめします。
以上、簡単ですが、USB-C対応モニターとUSB-Cの注意点でした^^
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