【田舎暮らし】ゼロから始める家庭菜園。2021種蒔き・植え付け編・追肥の仕方。コンパニオンプランツを活用!【ナス・トマト・枝豆・キュウリ・トウモロコシ etc…】
今回は、
- 畝作り
- 土配合
- 各野菜の植え付け方法
- コンパニオンプランツについて
- 1回目の追肥
についてまとめてみました。
5月15日〜植栽して1ヶ月ちょっと。
現在、どこまで成長しているのでしょうか?^^
野菜作りまでの準備編はこちら↓
2021年は5月植え付けでトウモロコシからはじめ、
枝豆・ナス・ピーマン・トマト・キュウリ・パセリ・青紫蘇・苺・バジル・ネギを植えました。
各野菜の具体的な植え付け方法まで書いていきます!!
土作り(土の配合方法)
畝のサイズが決まったら堆肥と肥料を購入しておきます。
今回行った配合は以下の通り。
- 堆肥2kg/㎡
- 化成肥料100g/㎡
- PHを測定して低すぎたら石灰をまく(上げすぎると下げるのは難しいので慎重に
(ナス・ピーマン・トマト・キュウリ・パセリ・青紫蘇・苺・トウモロコシ・バジル・ネギはこの配合の畝で植えました。)
※枝豆の場合は化成肥料を半量にします。葉がやたらと増えて実の成長が悪くなります。
今回の堆肥と化成肥料はこちら↓
畝作り〜種蒔き・植え付けまで
畝つくり〜植え付けまでは以下の手順で大体の野菜が作れます。
- 畝の幅と長さを決める。
- 短い支柱と白ビニール紐で面積を出す。
- 土壌酸度計でPHを測る(水をまいて10分後に計測)
- 堆肥と肥料を混ぜる(PH低ければ苦土石灰を撒いて調整)
- 畝高を設定(今回は高さ10cmの畝)
- 最後に塩ビパイプ等で均す。
- マルチングと穴あけ
- 植え付け(種から蒔く場合は鳥よけ不織布シートや防鳥ネット・糸)
堆肥をまいてから植え付けまでは1週間ほど土を寝かせます。
トウモロコシ・枝豆の育て方。
トウモロコシと枝豆は種子から蒔きます。
今年は、枝豆はあじみのり、トウモロコシはビッグゴールドラッシュを購入しました↓
まずは畝幅と長さを決めます。
↑トウモロコシは幅80cm、長さ380cmの畝を2本↑
↑枝豆は畝幅90cm、長さ200cmを2本。3本作り2本を枝豆、1本は苺用に↑
※枝豆は化成肥料半量です!
※枝豆は収穫時期を時期を1ヶ月ずらしていきたいので1ヶ月ずらしながら1畝ずつ植え付けします。
種蒔き〜間引き〜追肥までの手順。
具体的な手順は以下の通り。
- 堆肥・化成肥料を撒いて混ぜて1週間寝かせておく。
- 畝作り・マルチング。
- 列間60cm・株間30cmに穴あける(マルチ用穴あけ器で
- 丸底のタッパーで1cm窪みをつける。
- 1穴3〜4粒まいて土を被せる。
- 不織布シートをかけて水をじょうろでたっぷりかけて完成(発芽したら外す
- 発芽したら1本間引いて2本立ちにする。
- 防虫ネットやカラスや動物避けのネットと防鳥糸を張る。
- トウモロコシは20〜30cmまで育ったら1本間引いて1本だけ残します(このときマルチの穴から根本に化成肥料ひとつまみ追肥)
- 2回目の追肥は雄花が出始めたらマルチをめくってひとつかみ追肥します。(このときマルチを撤去してバーク堆肥でマルチングしてもいいですし、そのままでも良いです。)
といった感じです。
作業工程はこんな感じです↓
↑タッパーとマルチ穴あけ器↑
穴を開けたら植え付けし、不織布シートを被せます↓
不織布で覆ったら最後にたっぷりとジョウロで水やりして完成です!!
↓大体1週間位で発芽してると思うので、発芽したらもったいないですが↓
1本間引いて2本立ちにします。
動物避け・防鳥・防虫対策
発芽したら不織布シートを外して、防虫対策と防鳥・害獣対策をします。
トウモロコシは動物避けのネット、枝豆は防虫ネットを設置しました。
↑トウモロコシはこんな感じでネットを張ったら上には防鳥糸というのを張ります↓
↓枝豆は防虫ネットをこんな感じで張ります↓
(設置時の様子を撮り忘れましたが、5/15種蒔きした畝は6/23日現在こんな感じです。)
1ヶ月後の様子。
5/15日に植えた枝豆。
1ヶ月後の6/15日に植えた枝豆は発芽しました↓
トウモロコシはというと…
じゃーーん!!だいぶ育ってます。
20cmくらいの時に1本に間引いてマルチの穴にひとつまみ化成肥料を追肥します。
夏!!て感じがしてきましたねぇ〜!!
次はてっぺんに雄花がついてきたらまたひとつまみ追肥です。
収穫予定は8/13。楽しみです^^
ナス・ピーマン・トマトの育て方。
ナス・ピーマン・トマトは苗から植えました。
今年は接ぎ木苗で用意しました。
これらの野菜は支柱が必要です。
手順は枝豆やトウモロコシと特に変わりませんが、防虫ネットや防鳥のネットも張りません。
コンパニオンプランツも植えてみよう!!コンパニオンプランツとは?
植えた野菜と相性のいい植物のことです。
違う野菜や植物を一緒に植えることでそれぞれの特性を利用し、
病気予防・害虫予防・成長促進等の効果を発揮します。
トマトの植え付け〜追肥までの手順。
トマトは大玉3個、中玉3個植えました。
- 180〜210cmの支柱を各1本ずつ用意。(強風で折れることがある為2本にしてもOK
- マルチングして50cm間隔でマルチカッターで穴あけ。
- 苗から10〜15cm離したところに支柱を立てて麻ひもを茎にやんわりかけて2〜3回ねじって支柱に結ぶ。
- コンパニオンプランツを植栽。
- 1ヶ月後に化成肥料を追肥(マルチをめくって畝の肩あたりに1株に対して一握りの化成肥料をパラパラ撒き、クワで軽く混ぜる感じで耕したらマルチを戻します。)
支柱との結び方はこんな感じです↓
↓案の定、支柱一本で強風で折れたので接ぎ木して支柱2本にしました;
トマトにおすすめのコンパニオンプランツは?
トマトにおすすめのコンパニオンプランツは、
- ネギ類:ニラ・らっきょう・玉ねぎ・長ネギなど(虫除けとネギ類の根につく共生菌が病気を予防)
- アスパラガス(互いに付きやすいハムシやセンチュウといった害虫を予防)
- バジル・青紫蘇(水分が少ないほうが美味しくなるトマトの周りの余分な水分を吸う)
- マリーゴールド(野菜全般の害虫予防)
- ラベンダー(芳香での害虫忌避とミツバチを呼ぶことでの受粉効果UPなど)
などです。
抜群に効果があるわけでもないですが、一緒に収穫できれば一石二鳥なのでおすすめです^^
↑トマトの隣にバジルと青紫蘇↓
近くにはアスパラガス。
アスパラガスは大きくなるので少し離して植えます↓
ナス・ピーマン・キュウリの植え付け手順
ピーマン1本とナス2本、キュウリ1本を植えました。
ちなみにピーマンとナス、トマトも同じナス科の植物です。
- 畝幅は60cmにしました。(畝幅はてきとう)
- マルチングして60cm間隔でマルチカッターで穴あけ。
- 180cm程度の支柱を立てて麻ひもで誘引。
- コンパニオンプランツを一緒に植える。
- 1ヶ月後に化成肥料を追肥(マルチをめくって畝の肩あたりに1株に対して一握りの化成肥料をパラパラ撒き、クワで軽く混ぜる感じで耕したらマルチを戻します。)
※根本に追肥しないのは、この時期になると根が横に伸びてきているので根の先端にまくように畝の肩に撒きます。
といった感じです。
時系列的に書いたので分けてますが、基本的な作業はトマトも一緒です。
※ワンポイント:トマトは乾燥気味のほうがよく水が多すぎると割れたりする一方で、
キュウリは水分があったほうが変形しづらいです。
キュウリも同じ方法で誘引もします↓
ナス科におすすめのコンパニオンプランツは?
ナス科の植物にはナス・ピーマン・じゃがいもなどがあります。
おすすめのコンパニオンプランツは、
- バジル(ナス科につくアブラムシやテントウムシ害虫忌避)
- パセリ(アブラムシやキアゲハの害虫忌避。パセリもナスやピーマンの葉で日陰になり育ちやすくなります。)
- ニラ(根の共生菌が病気を予防)
ウリ科におすすめのコンパニオンプランツは?
キュウリをはじめ、ウリ科と相性のいいコンパニオンプランツも基本的には
上記のナス科と同じような感じと考えて良いでしょう。
注意点・補足として、
- ナス科とウリ科は相性が悪く、虫が付いたり病気になりやすくなる。
- イネ科のトウモロコシなどとは相性が良い。
ということです。
なのでキュウリは離して植えてあります。
↑ナス・ピーマンの横にはパセリを植えました。
隣の畝にはトマト・バジル・青紫蘇が植えてあります。
キュウリの隣には定番の長ネギを^^
↓畑の風上と風下にはラベンダーを植栽。
ハーブ類もコンパニオンプランツとして使われるものがたくさんあるので畑周りで
ハーブ園を作るのもよいかもしれません^^
ナス・ピーマン・トマトの1ヶ月後の様子。
順調に育ってます。
ちょうど植え付けから1ヶ月くらいなのでそろそろ最初の追肥の時期です。
といった感じで種蒔き・植え付け〜追肥までの野菜の育て方でした。
次回、収穫までの手順やポイントを書いていこうと思います^^
続く。。
コメント